PRESS RELEASE

都政課題解決スタートアップピッチイベント「UPGRADE with TOKYO 第14回」に選出
「今の時代に必要なサービス」と評価得る―「カロミルアドバイス」を活用した、地域の健康寿命の延ばし方を提案―

2021年8月26日 13時00分

食事・運動・体重管理アプリケーション(以下アプリ)「カロミル」の開発・提供をするライフログテクノロジー株式会社(東京都中央区、代表取締役:棚橋繁行)は、8月17日に開催された都政課題解決スタートアップピッチイベント「UPGRADE with TOKYO第14回」においてファイナリスト5社に選出されました。

◎「UPGRADE with TOKYO」について

東京都が主催する、東京都が抱える様々な都政課題解決に役立つ、民間から新たに生まれたこれまでにない画期的な製品・サービスを提供するスタートアップによるピッチイベントです。第14回目となる今回は「高齢者にとってスマホが便利で身近なものに」をテーマに、買い物やヘルスケア、防犯などに関わるスマホアプリやコンテンツ等の提案が募集されました。多数のスタートアップ企業が参加する中、当社はファイナリスト5社に選出されました。

ピッチイベント動画:https://www.youtube.com/watch?v=Ty1Sjx9vmsU

◎栄養指導を通じて地域の健康寿命を延ばす~ライフログテクノロジーの提案

当社では、革新的なAI技術を用いて食事・運動・体重のデータを管理し、栄養指導を行うアプリ「カロミル」や、栄養指導をオンラインで完結するサービス「カロミルアドバイス」を提供しています。こうした当社技術やサービスを活用し、今回当社が都へ提案したのが「栄養指導を通じて地域の健康寿命を延ばす」ということです。高齢者に、スマホで簡単に写真を撮るだけで、健康管理(食事・体重・血圧 ※他任意指標も追加可能)が可能となる「カロミル」を利用していただくことで、スマホ利用の促進や、高齢者の生活習慣予防につなげます。

具体的な提案としては、都が保有している公共施設やスポーツセンター、薬局などに血圧計や体重計を設置。ここにアプリ「カロミル」や「カロミルアドバイス」を連携することで、都民の健康増進を図ります。例えば、高齢者が足を運ぶ度に「カロミルアドバイス」を使用した栄養指導を実施。

そうすることで、

  • ①食事や運動の記録、それに伴った栄養指導を行うことによる生活習慣病の予防
  • ②計測や栄養指導を目的に来館機会が増え、健康拠点としての公共施設の活性化
  • ③栄養指導を通じた、高齢者とのコミュニケーション促進や病気の予防

といった結果が期待できます。

〇カロミルアドバイスが導入されている事例

  1. 長久手市:薬局・製薬会社に導入することで医師や薬局薬剤師、管理栄養士から最適なアドバイスや治療、生活習慣改善の行動変容を促し、糖尿病重症化を予防しています。
  2. 医療法人 禄寿会 小禄病院: 健康診断後の特定保健指導(積極的支援)に導入中。高齢者の方でも問題なくアプリを活用しており、例年途中で脱落してしまう指導対象者も、導入後は指導を継続できています。
  3. ピノキオ薬局:管理栄養士による糖尿病患者の食生活改善アドバイスに導入することで、①対面でのコミュニケーション②来店後の遠隔による栄養指導と、定期的かつ効率的にオンラインとオフライン双方のコミュニケーションを可能にしています。

◎審査員からの評価コメント・ご質問

審査員からは「今の時代に必要なサービス」といった評価をいただき、下記のようなコメント・ご質問がありました。ライフログテクノロジーでは、今回の貴重なご意見を受け止め、今後も栄養指導を通じた地域の健康寿命を延ばすアイデアを提案し続けます。

ピッチイベント動画:https://www.youtube.com/watch?v=Ty1Sjx9vmsU

  1. 服部結花氏(インクルージョン・ジャパン株式会社代表取締役)
    ログが見えるだけでなく、それを利用した指導をしてもらえるとすごく良いと感じました。また、高齢者は病院に通っている人が多いので、病院の医師との連携があると良いと思います。
  2. 今田素子氏(株式会社メディアジーン代表取締役CEO)
    今の時代にとても必要なサービスだと感じました。
    Q.シニア層のみに向けて作っているものはあるのか。
    A.現時点ではありませんが、ユーザー層の幅が広いので、①食材の幅広い登録や高い精度を高めている②長く使ってもらえるデザイン(UI,UX)の2点を工夫しています。
  3. 庵原保文氏(株式会社ヤプリ代表取締役)
    Q.行政に導入する際、必ずしも全員ITリテラシーがあるわけではないと思うが、誰でも問題なく操作できるのか。
    A.現在使用中の会社からフィードバックを頂くことで、その都度より利用しやすく改善しています。また、今後様々なサービスとの連携機能もしていきたいと考えています。
  4. 深江稔氏(東京都デジタルサービス局戦略部長)
    Q1.AIの画像解析機能は、どれぐらいエラーがあるのか。
    A1.食事写真解析精度は90%を超えているため、解析精度はかなり高いと考えています。
    Q2.体重や血圧など記録を継続して行うために、利用者に対してどのような工夫をしているのか。
    A2.データを貯めることでAIが3か月後の体重を予測してフィードバックするなど、個人に向けた様々な提案ができるようになります。これにより利用者に新たな気付きを与え、意識的な行動の変化に繋げています。

カロミルについて

  • https://www.calomeal.com/about-calomeal/
    食事・運動・体重管理アプリです。食事記録に関しては、写真1枚で毎日の食事を記録し、AI(人工知能)の画像解析技術によって栄養素を割り出し自動で登録します。カロリーだけでなく、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラルの計算・記録もできるので、ダイエットのみならず、栄養バランスをみた健康管理が可能です。料理解析品目数・解析精度は業界NO.1(当社調べ)。また、食事記録だけでなく運動・バイタルの管理機能もそなえ、「健康のトータルマネジメント」を実現しています。新規登録数も昨年と比較して約3倍のペースで伸び、会員数は110万人を超えました(2021年8月時点)

カロミルアドバイスについて

  • https://advice.calomeal.com/
    指導対象者(顧客)の「カロミル」アプリと連携し、食事や栄養指導がすべてオンライン上で完結できる、指導者向けのウェブツールです。指導対象者(顧客)の食事データの記録・蓄積が自動化されるだけでなく、AIが食事内容を自動で解析・栄養計算し、指導者の栄養計算など食事指導にかかる手間が大幅に削減されます。

ライフログテクノロジー株式会社について

  • https://calomeal.com/
    当社は管理栄養士、エンジニア、データサイエンティスト、人工知能の研究者で構成されたヘルスケア関連のテクノロジー企業です。2016年2月に創業し、東京本社のほか、宮崎など全国に拠点があります。主な事業はヘルスケアアプリ「カロミル」の開発・運営ですが、大学や企業、医療研究機関などと健康管理や食生活に関する共同研究も行っています。

サービスに関するお問い合わせ先

報道関係の方のお問い合わせ先

  • ライフログテクノロジー株式会社
    広報:石川 pr@calomeal.com
  • 社 名: ライフログテクノロジー株式会社(Life Log Technology, Inc)
    所在地: 〒103-0027東京都中央区日本橋三丁目2番14号 新槇町ビル別館第一 1階
    設 立: 2016年2月
    資本金: 3億336万円(資本準備金含む)

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