2021年12月27日 11時00分
食事・運動・体重管理アプリケーション(以下アプリ)「カロミル」の開発・提供をするライフログテクノロジー株式会社(東京都中央区、代表取締役:棚橋繁行)は、株式会社JMDC(本社:東京都港区、以下「JMDC」)と長久手市が実施する糖尿病患者対象の「透析・虚血性心疾患予防における医療連携プログラム」について、アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、以下「アステラス製薬」)と共に、経団連の「地域協創事例集」に掲載されました。
◎「地域協創事例集」について
経団連会員企業・団体が地方創生の実現に向けて全国の各地域で取り組む協創事例(公表時点で135事例)が、経団連の取り組み方針とともに具体的な連携先を掲げている「地域協創アクションプログラム」の10項目に沿って収録されています。事例集には航空会社が主催するワーケーションプログラムや、通信会社のeスポーツの取り組みなど多岐にわたる事例が掲載されており、長久手市の取り組みは9項目目の「医療・育児・介護・移動など健やかで快適な暮らしの基盤を協創する」で紹介されています。
〇「透析・虚血性心疾患予防における医療連携プログラム」とは
本プログラムは、JMDCが提供している疾患発症予測AIを用い、糖尿病患者の中でも重症化による透析や心疾患発症リスクの高い患者を対象に、専門医やかかりつけ医、薬局薬剤師や管理栄養士(スギ薬局)が連携し、対象者にとってより最適なアドバイスや治療、生活習慣改善の行動変容を促し、重症化を予防することを目指します。地域医療連携では、アステラス製薬が懸け橋となり、専門医とかかりつけ医、薬局薬剤師の連携をサポートします。当社は、対象者に食事や運動内容を記録する健康管理アプリ「カロミル」、医師、薬局薬剤師、管理栄養士などが対象者に指導する際のサポートツールとして、オンライン健康管理ツール「カロミルアドバイス」を提供しています。
〇プログラムの実施背景
従来の重症化予防における課題として、多くのマンパワーやコストが莫大にかかっていたことが挙げられます。というのも、かつての重症化予防は患者の具体的な疾患リスクや、そのレベルが不明であったため、そこをクリアにするためのコストがかかっていました。実際に2017年度に健康保険組合連合会が実施した「生活習慣関連10疾患の動向に関する調査※」では、生活習慣病のうち糖尿病が占める医療費(入院外)の割合は29%と最も高く、1人の患者が1年にかかる人工透析の費用は500万円を超え、糖尿病の進行による重症化は、患者自身のQOLだけでなく、国の医療費に大きく影響することが分かっています。
また、糖尿病の進行により、人工透析や心疾患をはじめとする循環器系疾患の罹患リスクや脳血管性認知症の合併リスクが高まるというデータもあり、これらは国の医療費や身体への負担だけでなく、QOL(Quality of Life:生活の質)の低下にも繋がると言われています。
この状況を踏まえ、健康寿命の延伸や医療費の抑制をするべく、行動変容をサポートする本プログラムが開始されました。
※「平成29年度 生活習慣関連10疾患の動向に関する調査」
https://www.kenporen.com/toukei_data/pdf/chosa_r01_06_01.pdf
◎「疾患発症予測AIによる地域医療のDX推進」~地域協創事例集の掲載内容
ライフログテクノロジーは、「カロミル」や「カロミルアドバイス」を活用し、以下の点でプログラムに貢献したと紹介されました。
このように発症予測AIの活用や医師と薬剤師の連携サポート、アプリによる行動変容の促進など、各企業が得意分野を発揮して協力することで、長久手市民の健康増進に寄与することができました。
株式会社JMDCについて
アステラス製薬株式会社について
スギ薬局について
カロミルについて
カロミルアドバイスについて
ライフログテクノロジー株式会社について
サービスに関するお問い合わせ先
報道関係の方のお問い合わせ先
社 名: ライフログテクノロジー株式会社(Life Log Technology, Inc)
所在地: 〒103-0027東京都中央区日本橋三丁目2番14号 新槇町ビル別館第一 1階
設 立: 2016年2月
資本金: 6億1,956万円(資本準備金含む)
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