PRESS RELEASE

2024 年度開始「第4期特定保健指導」に
対応したオンラインツール
「カロミル特定保健指導」の
本格開発スタート―管理栄養士監修のICT活用で
支援完了率の高い特定保健指導に貢献―

2023年10月25日 10時00分

食事・運動・体重管理アプリケーション(以下アプリ)「カロミル」を開発・提供するライフログテクノロジー株式会社(東京都中央区、代表取締役:棚橋繁行)は、2024年度から始まる第4期特定保健指導に対応した特定保健指導専用オンラインツール「カロミル特定保健指導」の開発を、特定保健指導実施実績のある管理栄養士の経験を元に本格スタート。導入に向けたトライアルの先行受付を開始します。
「カロミル特定保健指導」を活用することで、特定保健指導機関が対象者管理〜指導管理〜法定報告用データ作成までを一気通貫で行うことができ、指導者や指導機関の事務作業にかかる工数を大幅に削減できるうえ、保健指導対象者が指導を受けるときの時間拘束に関する負担も軽減し、支援完了率向上に貢献します。

●第4期特定保健指導の変更点と「カロミル特定保健指導」の対応ポイント
2023年3月に厚生労働省は、医療保険に加入している40歳から74歳の方のために行われる特定検診・特定保健指導の見直しを発表しました。令和6年度 (2024年)から開始される第4期の改定では、下記3点を軸とした変更が加わり、個人の受診者の行動変容を通した成果に重きを置く評価方針となり、保険者に対応が求められます。

アウトカム評価の導入、
特定保健指導の見える化の推進、
ICT活用の推進

上記の改定にともない、プロセス評価のポイント数の変更に加え、健診後の早期初回面談による加点やアウトカム評価など、加点ポイントをより詳細に管理できる仕組みが必要となりますが、「カロミル特定保健指導」は、これら第4期特定保健指導の変更項目に対応します。
2024年4月の運用開始に先立ち本格的な開発をスタートするとともに、導入を検討する医療機関や薬局等のトライアル先行受付を2023年11月より開始いたします。

●第4期特定保健指導での「カロミル特定保健指導」、「カロミル」活用方法について
指導者は「カロミル特定保健指導」を使用することで「対象者管理〜指導管理〜法定報告用データ作成」を一つのツールで完結でき、指導対象者は食事・運動・体重管理アプリケーション「カロミル」を使用することで簡単にバイタルデータや食事の記録ができるほか、アプリ上で継続支援を受けることができます。この二つのアプリ/ICTツールを連携させることで、継続支援や中間評価、最終評価を効率化し、特定保健指導完了率向上に寄与します。
過去、特定保健指導で「カロミル」を活用した病院では、電話・手紙の支援と比較して完了率が43%⇒86%まで上昇し、平均収益が約40%アップした事例もあります。

【指導者ができること】
使用ツール:「カロミル特定保健指導」管理画面

  • 指導対象者ごとの健診データや面談予約、目標・支援情報などを管理
  • 動機づけ支援、積極的支援を分けて管理
  • 「カロミル」アプリと管理画面を連携すると、指導対象者の食事や体重、腹囲、運動などのバイタルデータをタイムリーに閲覧
  • 管理画面で継続支援・評価の入力、送付
  • 法定報告用のデータ(XML)作成、請求書発行

【指導対象者ができること】
使用ツール:「カロミル」アプリ

  • 特定保健指導の目標や進捗の管理
  • 食事や体重、運動などのバイタルデータを記録・管理
  • 継続支援や中間評価、最終評価日に、「カロミル」に自動で評価依頼の通知を受信
  • 簡単な操作で自己評価(セルフモニタリング)可能
  • 指導者からの継続支援や評価に対する総評の受信
  • チャットで指導者とのコミュニケーション

これまで特定保健指導機関は、指導は面談・電話・手紙、スケジュール管理や支援記録の保持はExcelや紙、法定報告用のXMLデータは専用ソフト、といったように複数媒体、ツールを利用して指導を行っていました。複数のツールを使う不便さを感じていた特定保健指導経験のある管理栄養士の意見を元に、「カロミル特定保健指導」は、ツール1つで特定保健指導の作業を完結できるツールとして開発します。

また、特定保健指導ツールはソフトウェアを買い切るタイプが多く、使用できる端末が限られている、アップデート・メンテナンスを指導機関側で都度実施しなくてはならないことなどが課題になっていました。「カロミル特定保健指導」はクラウドシステムのため、インターネット環境があればどこでもログインして利用でき、アップデートも自動で行われるためメンテナンス作業も不要で、利用者の時間的、金銭的なコストダウンにもつながります。

【第4期特定保健指導対応項目】

  • 基本的な健診項目の変更(中性脂肪における空腹時/随時の区別)
  • 標準的な質問票の変更(喫煙、飲酒、特定保健指導受診歴)
  • アウトカム評価の導入
  • プロセス評価のポイント変更
  • 初回面談の早期介入評価
  • 服薬開始時点での対象からの除外
  • 指導対象者のアプリ活用によるライフログデータ管理とセルフモニタリングなど

https://www.mhlw.go.jp/content/001081458.pdf

これからも当社は「健康寿命を太く、長くする」を目指し、「カロミル特定保健指導」を通じて特定保健指導実施率を向上させ、日本全体の特定保健指導対象者数の減少、そして生活習慣病発症者数の削減に貢献していきます。

<サービスに関するお問い合わせ先>
ライフログテクノロジー株式会社
カロミル特定保健指導担当
info@calomeal.com

カロミル特定保健指導ホームページ:https://www.calomeal.com/hokenshidou/
トライアルのお申込リンク:https://calomeal.com/form/hokenshidou/entry

健康管理アプリ「カロミル」について

  • 食事・運動・体重管理アプリです。食事記録に関しては、写真1枚で毎日の食事を記録し、AI(人工知能)の画像解析技術によって自動で栄養価を割り出し登録します。カロリーだけでなく、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど28種類(※)の栄養素の計算・記録もできるので、ダイエットのみならず、栄養バランスを考慮した健康管理が可能です。また、食事記録だけでなく運動・バイタルの管理機能もそなえ、「健康のトータルマネジメント」を実現しています。会員数は250万人を超えました(2023年10月時点)。
    ※: iOS版。Android版ではカロリーと18 種類の栄養素の計算・記録が可能

ライフログテクノロジー株式会社について

  • https://calomeal.com/
    当社は管理栄養士、エンジニア、データサイエンティスト、人工知能の研究者で構成されたヘルスケア関連のテクノロジー企業です。2016月2月に創業し、東京本社と宮崎に拠点があり、スタッフは全員フルリモートワークです。主な事業はヘルスケアアプリ「カロミル」の開発・運営ですが、大学や企業、医療研究機関などと健康管理や食生活に関する共同研究も行っています。

報道関係の方のお問い合わせ先

  • 社 名: ライフログテクノロジー株式会社
    (Life Log Technology, Inc)
    所在地: 〒103-0027
    東京都中央区日本橋三丁目2番14号 新槇町ビル別館第一 1階
    設 立: 2016年2月
    資本金: 9億5,459万円(資本準備金含む)

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